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スーパーコメディ


  「オオカミ、やめた!」ってどんなおはなし

おれオオカミ、なまえは「ポチ」
こぶたのはてなとひつじのもじゃもじゃとは
大のなかよし。
ある日、森でいちばんの乱暴者オオカミ「ゴン」が
ふたりをつかまえに行ったんだ。
たいへんだー!
「ゴン」をとめなきゃ…
おいらのだいじなともだちまもらなきゃ

おれオオカミ、なまえは「ゴン」
こぶたもひつじもつかまえて
晩ごはんにしてやるぞ
あれ、なんだかおなかがいたい
わっ、死にそうだ…
あっ、こぶたとひつじが目のまえにいる。
でも、おなかがいたくて死にそうだ!
ワーッ、たすけてくれ〜…

さあどうする、はてな
どうする、もじゃもじゃ
お楽しみに…

 

 

「オオカミ、やめた!」に思いを込めて

人形劇の世界には不思議がいっぱいです。好奇心が旺盛で、行動力がある子どもたちは、その世界を自由に行き来します。
笑ったり、怒ったり、ときには泣いたりと不思議な世界でこどもたちの感性は豊かになっていきます。

今回のスーパーコメディ「オオカミ、やめた!」 ではまったく性格が違うニ匹のオオカミそれぞれが、
オオカミだからこそやらなければと信じていることが同じオオカミなのにこんなに違う事を理解できずにいます。

でもそれは相手への「思いやりの心」「理解する努力」で乗り越えられるはずだ。という思いを込めた作品です。
こう言うとなんだかむずかしそうですがそこはふくまる座のスーパーコメディ !
子どもたちの心のなかには笑いながら何時しか「思いやりの心や、理解する力」の小さな種が根付くことでしょう。

       ふくまる座代表 いじまひさし